下水道の役割や効果について
下水道の役割や効果について
1.下水道の役割(水の循環) 川や湖からくみ上げられた水は、私たちの生活や工場の中で使われます。
そして、使われた水は再び川や海に流れ込むこととなります。 海の水は蒸発し、雲をつくり、雲は雨を降らせ、雨水は川や湖へ流れ込み、再び水はくみ上げられます。 下水道は、この水の循環の中で、汚れた水をきれいにしてから川や海に戻すという役割をもっています。 下水道がなければ汚れた水がそのまま流れ込み、川や海が汚れてしまうため、きれいな水を使うことがむずかしくなります。 私たちの生活が豊かになるにつれて、使われる水の量は増え、産業が発達するほど多くの水が必要になってきます。 しかし、水には限りがあるため、大切に使わなければなりません。 より良い水の循環を次の世代に残すためにも、私たちにできることは、下水道の役割を知り、使った水をきれいにしてから川や海に戻すことではないでしょうか。
2.下水道ができると・・・(効果)
町がきれいになります | |
家庭などから出た汚れた水が側溝や水路に流れ込まなくなるので、悪臭やハエ・蚊などの発生が少なくなります | |
川や海がきれいになります | |
家庭などから出た汚れた水を下水道管に集めて運び、処理場できれいにしてから海に戻すため、川や海がきれいになります | |
水洗トイレが使用できます | |
くみ取り槽の悪臭がなくなり、清潔で快適な水洗トイレが使用できます また、浄化槽が不要となるため、法定検査や汚泥の抜き取り等の維持管理がいらなくなります |