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新たなまちの創造

 

 板野町は、昭和30(1955)年 2月11日に、隣接する板西町、松坂村、栄村の1町2村が合併し、郡名を町名として63年の歴史を歩んでいます。
 現在の人口は1万3千人、面積は36.22k㎡で、北に阿讃山脈、南に肥沃な吉野川平野を配し、古来から、交通の要衝として、また文化・産業・人々の交流拠点として、時代と共に栄えてまいりました。
 今日、町内の四国霊場八十八ヶ所・3番、4番、5番の3つの札所では、悠久の時空を超え、毎年多くの巡礼者を迎えています。また、自然と科学に触れる「あすたむらんど徳島」やイオウ鉱泉の「あせび温泉」には、県内外から年間約80万人の観光客が訪れております。

 そうした中、板野町では平成27年10月に、今後の人口減少や少子高齢化の進展を見据えながら、人口減少の克服、地域経済の発展や活力ある地域社会の形成などを課題に、現状の分析と将来を展望した5年間で実践する具体的な施策をまとめた「いたの再興《最高》新南海道戦略」として地方創生・総合戦略を策定いたしました。

 その総合戦略の1つ「未来志向型『道の駅』の整備」やサテライトオフィス等の事業所誘致を推進テーマとして、徳島版地方創生特区第一号の認定事業を受けました。この事業を推進することで新たな雇用の創出や地域活性化をスピード感をもって推進してまいりたいと考えております。

  もう一つの重点テーマ「子育て支援の充実」では、子育て環境を地域が一体となって育むことを基本理念に、子育て世代の多様なニーズや社会環境の変化に対応できるように、今日までの事業に加えて、新たに平成28年4月から幼稚園授業料・平成28年10月からは、保育園保育料無料化などの保護者負担の軽減を図ると共に、サービスの質と量の充実確保に努めてまいります。そして「住むなら、板野町」と実感していただける子育て環境・最高の町づくりを推進してまいります。

 さて、昨年7月に中央構造線・活断層地震によります被害想定が徳島県より発表をされました。今後30年以内における発生確率はほぼ0から0.4%ではありますが、ひとだび発生すると県内の広い地域で大きな揺れによる被害が想定されます。

 板野町におきましても、避難者が4千人を超えるとも言われ、避難者の安全確保のため避難所の耐震化を進めるとともに、死者ゼロ・避難者の減のため一般木造住宅の耐震化推進や自主防災組織を中心とした地域防災力のより一層の向上を図り、防災減災対策の充実強化に努めてまいります。
 

 平成30年度からは、地方創生の後半を迎え確実な展開に努め、住民の皆様と共に時代に先駆けた町づくりがスタートする年でもございます。
 板野町らしさを維持しつつ、地方創生を実践する先進地となるよう誠心誠意の取り組みをさせていただきたいと思っております。

 今後におきましても、行政と町民の皆様と協働で、力強く手を携え、知恵を出し合い、住民一人ひとりが活き活きと暮らせる町の実現に全力で取り組む所存でございます。皆様のより一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

板野町長 玉 井 孝 治